ブルフォンセのファッションへの思い
創業以来
ブルフォンセは、創業40年になりました。
ブルフォンセがファッションを提案していくうえで、大切にしていることは、あなたが最高に素敵に見える装いです。
国内にとどまらず海外でも、会う人に対して高感度の印象を与えるには・・・・。
と考えるとき、まず《 己を知ること 》から始まります。
髪の毛や眼の色、そして体型・・・。
例えば、日本女性と欧米の女性を比べた時・・・
私がファッションの打ち合わせでパリに行ったとき、ドゴール空港での光景です。
ひとりのパリジェンヌとおぼしき金髪の女性。
豹の毛皮のコートをはおり、あざやかなパープルのストールを何気なく巻き、足には白いブーツ。
その長い足を組んで、本を読んでいる姿を見た瞬間、あ~、この人達と同じファッションではとても勝負できない・・・雰囲気も着こなしも何もかもが違う。
日本女性として
彼女たちには、成熟した大人の女のイメージがムンムン溢れています。
しかし逆に日本人と違い、パサパサの金髪であったり皮膚の感触の違いなど、動物的な乾いた印象も感じます。
日本女性は体格は良くなったとはいえ、やはりお肌のしっとり感や、濡れているような黒髪など、植物的でしっとりと、可憐でかわいい野の花を思わせる魅力を備えています。
この感想は海外各地でも感じさせられることです。
日本女性としての素晴らしい要素を十分に発揮できる装いとは
豹の毛皮に対して、紺のカシミヤのコート、大きすぎないナチュラルミンクの襟巻、そして茶系のブーツ。日本女性ならではの、しとやかな可憐な魅力を十分に発揮できる装いは、こんな上品なシンプルさの中にあると思います。
そんな観点から考え、相対的にその魅力を発揮できる究極モデルは、上質のシルクのブラウスに、あらゆるラインの紺のスカートそして、海外では私達が考える以上にあこがれを持たれている、日本の宝石と言われているパールをプラス!
こんな究極モデルに代表されるスタイルならば、清々しい品格を持って、秘めたる美しさを表現できることを確信しています。
海外セレブのパーティでもこのスタイルはよく見かけられます。
ブルフォンセの【シャツへのこだわり】
「たかがシャツ、されどシャツ」
目まぐるしく流行の変化するこの時代に惑わされることなく、常に上質であることとベーシックであることにこだわり続け、吟味された天然素材で丁寧に仕立てられたシャツは、若い世代のシャツスタイルとは一味違う「大人の着こなし」を目指しています。
シャツ作りの中に取り入れたこだわりポイント、それは、後姿をスッキリ見せるために配した背中心の折り伏せ縫いのラインやカフスのアイロンをかけやすくするために、少し長めにしたケンボロ等々、「何よりもシャツが好き」という作り手によって生まれたもの。
着こなし方や素材によって、ジャケットにも勝る存在感を・・・。そしてまた、大人のためのノーブルなカジュアルを表現してくれます。
「着捨てされる時代にあって、10年は着られる良いものを」と、物を大切にすることを再度、見直して行きたいと考えています。
また、お手入れに関しても「クリーニング店に全ておまかせ」というのではなく、ご家庭のちょっとしたケアひとつで、その服をより長くお楽しみいただくことが出来るのです。お買い上げいただいた際には、そのケア方法に至るまで丁寧にご案内させていただいております。
ブルフォンセがお客さまにとって、「いろいろな意味での、本当に良い服」に出会える場所になることを願っております。